ヤクルト、知っていますよね。
ヤクルトレディーが毎朝会社、家庭訪問して販売している乳酸菌配合飲料です。
生きたまま腸内に乳酸菌が届き、腸内環境を改善するシロタ株の働きで腸内環境を整えてくれるヤクルト。
子供にも安心して飲ませているご家庭も多いかもしれませんね。
ヤクルトを飲むと虫歯になる?というのを知ったので、ヤクルト飲むと子供は虫歯になるの?や、体にあまりよくない種類、飲ませ方などまとめました。
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ヤクルト飲むと虫歯になるの?
ジュースはダメだけどヤクルトならと買ってあげることも多いのがヤクルト。
免疫細胞を活性化させて、免疫力アップの期待できるので話題になっています。
そんな子供に必須と思えるヤクルトは飲むと虫歯になるの?という疑問が投げかけられました。
Yahoo!知恵袋やピジョンの育児相談室にも。
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結論からいうと、
ヤクルトが直接虫歯に影響があるわけではないようです。
参考:虫歯の原因
虫歯になる原因は多々ありますが、その一つに虫歯菌が多いことも挙げられています。
まなごん
2歳半まで虫歯にならないと大人になっても虫歯になりにくい!と言われているので気になりますよね。
そもそもヤクルトは子供に飲ませても大丈夫なのか気になりますよね。
ヤクルトは子供に飲ませても大丈夫?
ヤクルトにはシロタ株が配合されていて腸内環境が整うのだから、子供にも飲ませて整えておくべき!と考えてしまいますが、実際はどうなのでしょう。
子供にはオススメできないヤクルトがなんとあるんですって。。。
子供に飲ませてはいけないヤクルト
ヤクルトは種類があり、子供にはすすめられないヤクルトがあります。
- ヤクルトゴールド
ヤクルトゴールドは大人向け特にシニア層の健康を考えて開発されているので子供や乳幼児にはおすすめされません。
高たんぱく高脂質な食生活で、極端に腸内フローラが崩れてくるのもあるので、乳幼児期にあえてヤクルトを飲ませる必要性はあまり感じられません。
その理由は?
子供の腸内環境は、母親から8割程度を引き継ぎ生まれてきます。
ですから母体であるお母さんの腸内環境で生まれてくる、腸内環境が決定づけられるといっても過言ではないそうです。
腸内環境は、赤ちゃんが一番整っており善玉菌が多く優れた腸内フローラを形成しています。しかし、年齢ととともにこの腸内フローラは徐々に変化して善玉菌よりも悪玉菌が多い腸内環境へと移りかわると言われているからです。
大人向けの腸内環境が変化しているヤクルトは子供には向かないってことですね。
ヤクルトは糖分の塊!
ヤクルトはシロタ株にばかり注目が集まりがちです。
子供にはジュースは虫歯になるけど、ヤクルトなら体にもいいから大丈夫とお思いでしょう。よくよく成分を見てみると驚愕なことがわりました。
実はヤクルトのほとんどが砂糖。
ヤクルトは1本あたり65ml。
子供の手にもサイズが持ちやすく、体にも良いと思うと親心としてはついつい気軽に飲ませがちです。
ですが、成分をみてみるととんでもないことが分かります。
参考データ:ヤクルト内容成分・アレルギー
実際にヤクルト裏面の成分配合票を見ると、
無視乳固形分3.1%
乳脂肪分0.1%
原材料名 ぶどう糖果糖液糖、砂糖、脱脂粉乳、香料
の順番です。
原材料は、食品表示法により使用している重要の割合が多い高い順に表示されています。
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参考明治 現在表示の順番にはどのような取り決めがありますか?
ヤクルトに配合されている砂糖の量は11.5g。
65ml中に11.5gの糖が配合されています。ちなみに、11.5gの砂糖の量は角砂糖1個(約5g)なので2.3個分となります。ヤクルト65mlあたりのカロリーはなんと50kcalです。おかゆが100g相当で70kcalと考えると糖分の高さも伝わってきますね・・・
ヤクルトは砂糖が多いということが分かります。
ヤクルトのぶどう糖果糖液糖が危険!?
ヤクルトは「ぶどう糖果糖液糖」と言われるものが入っています。上でも書きましたが、成分配合の一番割合が大きい配合成分です。
ぶどう糖果糖液糖で検索すると体に危険と言われる結果が多くでるので、不安が募ります。
ぶどう糖果糖液糖とは
ぶどう糖果糖液糖は、異性化糖と言われトウモロコシやさつまいも、じゃがいもなどを酸や酵素により分解し生成したもので、天然甘味料と言われるものだそうです。
食品に本来含まれる甘味成分とは異なり人工的に作られ、テレビでも話題にのぼり遺伝子組み換えの原料が用いられていることもあるものだとか。
ぶどう糖果糖液糖の特徴
砂糖を100の甘さとすると、ぶどう糖果糖液糖は90程度と若干砂糖よりも甘みが強くないこと、温度で甘みが変化し、ソフトドリンクやアイスなどに多く使われているそうです。市販ではガムシロップがこれにあたる。
そもそもこの異性化糖には種類があり「ぶどう糖果糖液糖」以外に
- 果糖ブドウ液糖液
- 高果糖液糖
- 砂糖混合成果液糖
など様々ある糖の含有率にともない日本農林規格で制定されています。
ぶどう糖果糖液糖の虫歯以外の危険性
ヤクルトに配合されているぶどう糖果糖は、虫歯以外の副作用的な危険はどのようなものがあるのでしょうか。
そもそも糖は、脳が機能する上でカラダ上一番エネルギーが必要となります。
そのエネルギー消費の源となるのが糖です。
しかし糖そのものを、脳内や体に蓄積したり溜めておくことができないというデメリットもあるんですって。
糖分なので取りすぎることでカラダに蓄積し脂肪となります。過剰摂取はリスクも多くあるので小さいお子さんがいるご家庭は注意が必要かもしれませんね。ちなみに・・・
子供2歳~6歳は15gの糖分が妥当と言われています。
糖分の過剰摂取による危険
- 肥満
- 肌荒れ
- 味覚障害
生活習慣病だけでなく、集中力が欠け気味だったりすぐ切れる怒りっぽい性格になることも。
どうしてもヤクルトは子供に飲ませたいなら
ヤクルトのシロタ株は有益だというのは変わりありません。
ヤクルトを飲ませたい場合
- お茶やお水を飲ませる習慣や時間などの工夫も
ヤクルトを上手な飲ませ方をまとめると、
- ストローを使う、もしくはスプーン
- 飲んだ後はお茶やお水を飲む
- 時間を決める
このように飲み方を工夫すると虫歯の予防はできそうです。
ポイント
おやつの時間をヤクルトだけにするといった方法もありますが、ヤクルトだけではお腹が満たされることはありません。
子供のおやつは、食事だけで不足しがちな栄養を補うべきものです。
ヤクルトではなく、別のおやつを検討してみることも必要です。
関連記事:虫歯になりやすい子必見!虫歯予防にいい6つの食べ物と予防したい習慣
ヤクルトと子供の虫歯
ヤクルトは、厚生労働省に認可されちている特定保健用食品と言われる科学的に認められた食品です。
腸内まで生きたまま届き、お腹の中をキレイにしてくれることは証明されています。
ヤクルトと子供の虫歯は直接的な関係はありません。
虫歯の原因は虫歯菌だから、ですがヤクルトに虫歯菌の糧となる糖分が多く含まれていることも知ってしまいました。
大切
甘みは砂糖ではなく食品の甘みを感じてもらう事が味覚の発達に欠かせません。
ヤクルトは1本65mlで角砂糖2個!1日1本お子さんに飲ませているならば、一度おやつや間食、飲ませる時間など見直してみる必要もあるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
ヤクルトは厚生労働省にも効果があると定められた、特定保健用食品。
ヤクルトと虫歯は直接関係はありませんが、虫歯菌が大好きな糖分が多いのも事実。
ヤクルトが虫歯になると避ける前に、虫歯菌が少なくなる方法を探してみては。
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